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階段の位置で変わる暮らし方

  • 執筆者の写真: 憲正 久松
    憲正 久松
  • 5月29日
  • 読了時間: 2分

2階建ての住宅の場合必ず階段がつくのですが、これを家の中のどこに配置するかによって暮らし方が変わってきますので、その家の状況にあった配置が必要です。


リビングの中に階段をつくる場合、家から出る時や帰ってきた時にリビングにいる家族と自然に会うことになりますのでコミュニケーションがとりやすくなります。

例えば、子供が帰ってきたことやいつ出かけたかわからないというようなことは少なくなるので特に子供さんのいるお宅ではメリットが大きいと思います。

また、階段部分が吹き抜けになるので解放感と一体感が増して、2階の気配が1階に伝わりやすくなります。

吹き抜けにより冷暖房効率は下がりますが、断熱性能を高くすることや、床暖房のように足元から暖まるような設備でカバーすることができます。


吹抜をつくることに抵抗のある場合は、リビングを通って行く扉で仕切られた階段とすることが考えられます。

リビング内階段と同様家族とのコミュニケーションがとりやすく、冷暖房効果が落ちることもなくなります。


一方、玄関ホール等に階段をつくる場合は、階段を降りてから玄関までの動線が短くなるので出かけるのが便利です。また、リビングを家族が通ることが減りますので落ち着く空間になります。

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