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ひとりごと


アンビルド 街や川とつながる公園建築
お城と川をはさんで向かい合う敷地にある子どものための活動・交流・発表のための施設で外部はすべて一般に開放された都市型公園。 階段状の屋根 ~ ひろば ~ 階段状の堤防の斜面 ~ 河川敷 をすべてウッドデッキで作った川と一体となった公園。 右側の白い四角い箱はおしゃれなカフェと絵本図書館とその読み聞かせができるスペース。 左側の白い円筒形はだれでも自由に弾けるグランドピアノがあり、そのまわりはギャラリーで若手芸術家の発表の場。 手前の半円形のスペースは路上ライブやパフォーマンスの場。 幹線道路ともゆるやかにつながる都市型公園で自由に出入りできる。 三角形のシンプルで力強い彫刻的な建築。 ひろばにはウッドデッキをくりぬくように作られた芝生のお山や水遊びできる噴水があり、あちらこちらに触ることができるアート作品や遊具が点在している。 上の方についている赤い球体は2人ぐらい入れる大きさで小さな穴がいくつかあいていて覗くとお城や橋なんかが見えたりする「TENBOUDAI」というアート作品。 階段状の木でできた屋根はお城や川をながめたり夏の花火大会の客席にも


アンビルド 自然にとけこむカフェ
山の上の森の中の緑に囲まれたカフェです。 まわりの自然に溶け込むシンプルな片流れ屋根です。 景色を最大限取り入れるよう連続した窓がL型に配置されています。 客席は無垢の木をふんだんに使ったインテリアになっていてテーブル席・カウンター席・ハンモック席・個室など様々な楽しみ方ができるようになっています。


アンビルド 変形敷地に建つ家
変形敷地という厳しい条件でありながら、ビルドインガレージや内玄関のある玄関、部屋と庭をつなぐウッドデッキなど特徴的な空間をとりいれ暮らしやすい家としました。 [ビルドインガレージ] 玄関を出て雨にぬれずに車に乗ることができます。 [内玄関] 家族は玄関からつながる内玄関から入りますので、子供が靴を脱ぎ散らかしても玄関はスッキリしてます。 また、この内玄関は収納を兼ねてますので色々なものを置くことができて便利です。 [いろいろそろったダイニングキッチン] アイランドキッチンの横に食卓があり家事動線が短くてすみます。 子供のためのスタディコーナーがあり世話をしながら家事ができます。 洗面コーナーが内玄関から入ってすぐのところにありすぐ手洗いやうがいができます。 リビングとは戸で仕切ることができるので来客時に便利です。 [ウッドデッキ] ウッドデッキを囲むようにダイニングキッチンと和室がレイアウトされていて非常に使いやすくなってます。 切妻屋根と水平に伸びた屋根の下にガレージが組み込まれています ざらっとしたベージュの土壁とこげ茶色の格子や柱の組み合


アンビルド 宿泊施設にもなる住宅
非常に眺めのよい敷地に建ち宿泊施設としても使えるように考えられた住宅です。 眺めのよい方向に大きな開口とウッドデッキを設けています。 玄関土間~リビング・ダイニング~個室とつながる空間を一体的にも、仕切ることもでき、さまざまな使い方に対応できるようになっています。 天井までの大きな窓からウッドデッキに出ることができ自然を楽しむことができます。


設計事務所orハウスメーカー
ハウスメーカーや建設会社に依頼するのと違い施工から切り離された設計事務所でなければできないことがあります。 設計事務所に依頼するメリットをいくつかあげてみますので依頼先を迷っている方は参考にしてください。 01 設計事務所のノウハウが詰まった図面がある ハウスメーカーや建設会社の場合は両手で(場合によっては片手で)数えられる程度の図面で家をつくっているところが多いように感じます。ある程度標準化されているからそれでも大丈夫なのかもしれませんが、それではこだわった家はできないように思います。 一方、私たちが設計図を作るとかなり多くの枚数になります。(標準的な木造2階建ての住宅でA3の図面が50~70枚ぐらいになります)意図した建築をつくろうとするとどうしてもそれぐらい必要になってしまいます。 つまり、設計事務所のノウハウが詰まったしっかりした図面で家づくりを行うことができます。 02 しっかりした対応ができる 普通に考えてハウスメーカーや建設会社のスタッフである設計者や外注された設計者はその会社の標準的な設計と違うことはできないし、見積りに口をはさむ


考えること
「土地」の上に建物が建ち、「建物」の中に人が住み、そこに「人」の生活が生まれます。 恵まれた環境ではそれを十分いかし、そうでないときはその難条件を克服し、その人や土地にあった建築をつくりたいと考えています。 設計にあたって考えることを人・建物・土地の3つの要素に分けて書き出してみました。 01 「人」のこと [年齢] 家族は年がたつにつれてそのライフスタイルが変化していきます。今から5年後、10年後、20年後、30年後...に家族のライフスタイルがどう変化していくのか考えておく必要があります。それをふまえて、現在の生活を楽しく充実したものにするためにどのような建物を用意しておくか考える必要があります。 [続柄] 家族構成が二世帯や三世帯になる(あるいは将来そうなる)場合はプライバシーをどの程度とるのか見極めることが重要です。完全に分離して造るか?、風呂は一緒にするか?、食事は一緒にするか?、たまにみんなが集まれるスペースがあればいいか? ご主人の親か奥さんの親かによってもかわってきます。 [職業(学年)] 職業(学年)によって生活の様子(起床・就


お施主さんへのお願い
ご自身の夢を形にするにはやはりご自身がよく考えてどのようなものを作りたいかを私に伝えていただくことが大切です。 文章にして伝えていただく、言葉で伝えていただく、あるいは、はっきりとした言葉ではなくても会話の端々で建築に対する思いみたいなものが私に伝わればそれを形にしていく中で満足していただける建築ができてきます。 会話の中からお施主さんの望む姿を見出すのも仕事のうちと思って取り組んでいますが、やはりはっきり伝えていただかないとわからないこともあります。(人間だもの・・・) 医者に行ったときに症状を伝えないと治療に移れないのと同じで、夢を実現するためにご自身の考えをいろいろ話してください。最初は違っていても全然かまいません。話し合いの中で修正していけばよいのでどんどん希望を私にぶつけてくださいね。 完成した時に「思ったとおりの家ができました!ありがとうございます。」という嬉しいお言葉をいただくことがありますが、それは施主さんが思いをしっかり私に伝えてくださったおかげだと思っています。


職人さんたちとの関係
多くの建築業者さんは私たちのことを「先生」と呼んでくれます。 若いころは「先生なんて呼ばないで」などといちいち言っていましたがこのごろはあだ名(?)みたいなものと考えてそのままにしていますが本当は「久松さん」など名前で呼んでもらいたいです。 どんなに素晴らしい図面を作っても職人さんたちの力を借りないと実現しません。 職人さんや現場監督さんの技術力に敬意を表しつつ、いい意味で対等な立場で一緒に建築を作り上げたいと思っています。(偉そうにしていても良い建築はできないです。) 「先生」を演じる(?)場面があるとしたら(あまりないですが)職人さんが明らかに手を抜いた仕事をした時に施主さんの代わりに怒ってやり直してもらう時くらいでしょうか... それなりに経験を積んでいるので手抜きなのか一所懸命やったけどうまくいかなかったのかはわかるつもりです。 前者のケースでは結構マジで怒ります。 後者のケースではもちろん怒りませんが施主さんに喜んでもらうために頑張ってやり直すようお願いします。
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